POSTGENDAI / 後現代

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KEFF (映画監督 / Film Director)

STORY / INTERVIEW

KEFF (映画監督 / Film Director)

現在、東京を拠点に活動する台湾系アメリカ人の映画監督兼作家、KEFFのインタビューを後現代 | POSTGENDAI DICTIONARYで公開しました。これまで暮らしてきた都市のお気に入りスポット、東京の印象、映画制作を始めたきっかけ、カンヌ国際映画祭の批評家週間でワールドプレミア上映された、裏社会やギャングを描いた長編デビュー作『Locust』(2024)のこと、制作アプローチ、好きな食べもの、いつも黒い服を着ている理由、創造性が高まる時間、人生で最も記憶に残っている予期せぬ偶然、AIに関して思うことなどなど聞いています。KEFFが東京で撮影した写真と映画のスチルとともに、インタビューをお楽しみください。Now available on POSTGENDAI: an interview with KEFF, a Taiwanese-American filmmaker and writer currently based in Tokyo.The interview covers his favorite spots from the places he has lived, his impressions of Tokyo, what drew him to filmmaking, and his feature debut Locust (2024)—a gritty exploration of the underworld and gang life that made its world premiere at Cannes Critics' Week. He also shares insights into his creative approach, his favorite food, the reason behind his signature all-black attire, his most creative hours, the most memorable unexpected coincidence of his life, and his thoughts on AI. Enjoy the full conversation alongside photos captured by KEFF in Tokyo and film stills via the link.

  • Wayne Conti (Mercer Street Books, NYC)

    Wayne Conti|Mercer Street Books(ニューヨーク)書店インタビュー

    Mercer Street Booksは1990年に開店し、店主のWayne Contiが30年にわたり店を切り盛りしてきた。2015年、私たちは偶然この店に入り、Thomas McGuaneとJ. M. Coetzeeの本を買った。入口に立つ一風変わった看板、眼鏡の店主、ひと癖ある選書。そのすべてに惹かれた。ニューヨークを思い出すと、この書店が浮かぶ。「そういえばSusan Sontagもここの客でね。いちばん好きな書店だと言っていたよ」とWayneは話す。     Wayne Conti(Mercer Street Books、ニューヨーク)   Q1. 15歳の頃、よく考えていたことは? たぶん、15歳の子どもなら誰でも考えるようなことだね。自由を求めて親から離れようとする。でも外から与えられていた枠組みや支えを失ってみると、本当にひとりでやっていかなければならないと気づく。好きな人たちとうまくやりたい、受け入れられたい、仲間に溶け込んで群衆のなかに消えたい。結局、ひとつの停滞を別の停滞に取り替えるわけだ。 とはいえ、作家になろうともしていた。どこからそんな考えが出てきたのかはわからない。自分の文章がひどいことはわかっていたが、何がいけないのかがわからなかった。ほとんど他の作家の真似ばかりしていたので、英語の先生には「ジャーナリストになればいい」と言われたよ。そちらは何にもならなかったけれど、書くことだけはやめなかった。ニューヨークのGreenwich Villageへ移り、今では長短を問わず、ときどき小説が売れる。それに、この書店がある。 Wayne Contiの短篇はこちら: https://brooklynrail.org/contributor/wayne-conti Q2. なぜこの場所で書店を開いたのですか? ここに開いたのは、1960年代から、形はどうあれずっと書店だった場所だから。現在の店になったのが1990年。そして今も私がここにいる。 Q3. 人生で最も強く心に残った出来事や瞬間は? 人生でいちばん強烈だった瞬間? 覚えていないな。 Q4....

    Wayne Conti|Mercer Street Books(ニューヨーク)書店インタビュー

    Mercer Street Booksは1990年に開店し、店主のWayne Contiが30年にわたり店を切り盛りしてきた。2015年、私たちは偶然この店に入り、Thomas McGuaneとJ. M. Coetzeeの本を買った。入口に立つ一風変わった看板、眼鏡の店主、ひと癖ある選書。そのすべてに惹かれた。ニューヨークを思い出すと、この書店が浮かぶ。「そういえばSusan Sontagもここの客でね。いちばん好きな書店だと言っていたよ」とWayneは話す。     Wayne Conti(Mercer Street Books、ニューヨーク)   Q1. 15歳の頃、よく考えていたことは? たぶん、15歳の子どもなら誰でも考えるようなことだね。自由を求めて親から離れようとする。でも外から与えられていた枠組みや支えを失ってみると、本当にひとりでやっていかなければならないと気づく。好きな人たちとうまくやりたい、受け入れられたい、仲間に溶け込んで群衆のなかに消えたい。結局、ひとつの停滞を別の停滞に取り替えるわけだ。 とはいえ、作家になろうともしていた。どこからそんな考えが出てきたのかはわからない。自分の文章がひどいことはわかっていたが、何がいけないのかがわからなかった。ほとんど他の作家の真似ばかりしていたので、英語の先生には「ジャーナリストになればいい」と言われたよ。そちらは何にもならなかったけれど、書くことだけはやめなかった。ニューヨークのGreenwich Villageへ移り、今では長短を問わず、ときどき小説が売れる。それに、この書店がある。 Wayne Contiの短篇はこちら: https://brooklynrail.org/contributor/wayne-conti Q2. なぜこの場所で書店を開いたのですか? ここに開いたのは、1960年代から、形はどうあれずっと書店だった場所だから。現在の店になったのが1990年。そして今も私がここにいる。 Q3. 人生で最も強く心に残った出来事や瞬間は? 人生でいちばん強烈だった瞬間? 覚えていないな。 Q4....

  • Marcin Gałązka (Antykwariat Kwadryga, Warsaw)

    Marcin Gałązka|Antykwariat Kwadryga(ワルシャワ)書店インタビュー

    古書店Antykwariat KwadrygaのMarcin Gałązkaに、後現代 | POSTGENDAIからいくつかの質問をした。半地下にあるこの店を、私たちは偶然見つけた。開いた扉から、やわらかな明かりがこぼれていた。店に入ると、Marcinは穏やかに声をかけ、ポーランドの古い雑誌やプロパガンダ・ポスターのデザイン、ワルシャワの街について話してくれた。今では古い映画のなかでしか見かけないような場所。それでも、この秘密めいた文化の居場所は、今も確かに存在している。ここにはPOSTGENDAIの空気がある。 Marcin Gałązka(Antykwariat Kwadryga、ワルシャワ)   Q1. 15歳の頃、よく考えていたことは? 15歳の頃、ポーランドは変化の時代にあった。1990年だ。外国を見てみたいと夢見ていて、ひとりでプラハへ旅に出た。初めての海外旅行だった。たぶん、セックスのこともずいぶん考えていたと思う。 Q2. いつ書店を開いたのですか? なぜこの場所を選んだのでしょう? この店を開いたのは私ではない。店はその前からあって、私が仕事に加わったのは10年前。ここの利点は、市の中心にありながら静かなこと、歴史のある建物が素敵なこと、それから家賃が安いこと。 左:Marcin Gałązka 右:Artur Jastrzębski Q3. 書店で出会った、最も印象深い出来事や瞬間は? 古書店では、毎日何か意外なことが起こりうる。一日として同じ日はない。それがこの仕事のいいところだ。個人的にいちばん心に残っているのは、いつもの店の仕事を少しはみ出して、コンサートを開いた日々。好きな音楽家を招き、客席のほとんどは友人たちだった。あの独特の空気は、ほかでは味わえないものだった(https://www.youtube.com/watch?v=4R5R9XoxZQg)。 Q4. これまで見た、あるいは見つけたもので、最も忘れられないものは? ひとつに絞るのは難しい。だから三つ。思いついた順に。一度、中東で休暇を過ごした。乾いて厳しい気候のなかに数週間いたあと、陸路でポーランドへ戻った。スロバキアのどこかで、列車が青々と茂る、濃く香る森のなかを走り抜けたとき、その美しさにすっかり魅了されたのを覚えている。20年以上前のことだが、今も忘れない。今、もうひとつ思い出した。イランにいたとき、おそらくそう多くの人が見たことのない光景に出会った。ヤズドの街を歩いていると、路地に、筋肉隆々の男が重りを持ち上げている手描きの看板があった。中を覗くと、男たちが招き入れてくれた。そこで目にしたのが、ズールハーネの儀式だ。踊り、祈り、歌、体操がひとつになった、古代ペルシャから続くもの。美しく、神秘的な体験だった。Petrov-Vodkinの絵を実際に見たことも、私にとって大きな体験だった。これまでに二度ある。最初はずいぶん昔、モスクワで開かれたロシア美術の大きな展覧会で。長い年月が経った今、覚えているのは《赤い馬の水浴》だけだ。この春、パリでロシア革命美術の大規模な展覧会を見る機会があった。そこでも、いちばん残ったのはPetrov-Vodkinの《Fantasy》だった。 Q5. 「ポストモダン」と聞いて、まず何を思い浮かべますか? ばらばらで、多様で、ひとつではないものに、ひとつの言葉を与えようとする試み。 Q6. 好きな作家または哲学者と、その人の好きな本を教えてください。 好きな作家はBolesław...

    Marcin Gałązka|Antykwariat Kwadryga(ワルシャワ)書店インタビュー

    古書店Antykwariat KwadrygaのMarcin Gałązkaに、後現代 | POSTGENDAIからいくつかの質問をした。半地下にあるこの店を、私たちは偶然見つけた。開いた扉から、やわらかな明かりがこぼれていた。店に入ると、Marcinは穏やかに声をかけ、ポーランドの古い雑誌やプロパガンダ・ポスターのデザイン、ワルシャワの街について話してくれた。今では古い映画のなかでしか見かけないような場所。それでも、この秘密めいた文化の居場所は、今も確かに存在している。ここにはPOSTGENDAIの空気がある。 Marcin Gałązka(Antykwariat Kwadryga、ワルシャワ)   Q1. 15歳の頃、よく考えていたことは? 15歳の頃、ポーランドは変化の時代にあった。1990年だ。外国を見てみたいと夢見ていて、ひとりでプラハへ旅に出た。初めての海外旅行だった。たぶん、セックスのこともずいぶん考えていたと思う。 Q2. いつ書店を開いたのですか? なぜこの場所を選んだのでしょう? この店を開いたのは私ではない。店はその前からあって、私が仕事に加わったのは10年前。ここの利点は、市の中心にありながら静かなこと、歴史のある建物が素敵なこと、それから家賃が安いこと。 左:Marcin Gałązka 右:Artur Jastrzębski Q3. 書店で出会った、最も印象深い出来事や瞬間は? 古書店では、毎日何か意外なことが起こりうる。一日として同じ日はない。それがこの仕事のいいところだ。個人的にいちばん心に残っているのは、いつもの店の仕事を少しはみ出して、コンサートを開いた日々。好きな音楽家を招き、客席のほとんどは友人たちだった。あの独特の空気は、ほかでは味わえないものだった(https://www.youtube.com/watch?v=4R5R9XoxZQg)。 Q4. これまで見た、あるいは見つけたもので、最も忘れられないものは? ひとつに絞るのは難しい。だから三つ。思いついた順に。一度、中東で休暇を過ごした。乾いて厳しい気候のなかに数週間いたあと、陸路でポーランドへ戻った。スロバキアのどこかで、列車が青々と茂る、濃く香る森のなかを走り抜けたとき、その美しさにすっかり魅了されたのを覚えている。20年以上前のことだが、今も忘れない。今、もうひとつ思い出した。イランにいたとき、おそらくそう多くの人が見たことのない光景に出会った。ヤズドの街を歩いていると、路地に、筋肉隆々の男が重りを持ち上げている手描きの看板があった。中を覗くと、男たちが招き入れてくれた。そこで目にしたのが、ズールハーネの儀式だ。踊り、祈り、歌、体操がひとつになった、古代ペルシャから続くもの。美しく、神秘的な体験だった。Petrov-Vodkinの絵を実際に見たことも、私にとって大きな体験だった。これまでに二度ある。最初はずいぶん昔、モスクワで開かれたロシア美術の大きな展覧会で。長い年月が経った今、覚えているのは《赤い馬の水浴》だけだ。この春、パリでロシア革命美術の大規模な展覧会を見る機会があった。そこでも、いちばん残ったのはPetrov-Vodkinの《Fantasy》だった。 Q5. 「ポストモダン」と聞いて、まず何を思い浮かべますか? ばらばらで、多様で、ひとつではないものに、ひとつの言葉を与えようとする試み。 Q6. 好きな作家または哲学者と、その人の好きな本を教えてください。 好きな作家はBolesław...

  • Jc Chen / 陳正菁 (Founder of Illumination Books / 浮光書店, Taipei)

    Jc Chen / 陳正菁|浮光書店 Illumination Books(台北)インタビュー

    Illumination Books / 浮光書店を創業したJc Chen / 陳正菁に、後現代 | POSTGENDAIからいくつかの質問をした。浮光書店は2017年に生まれ、この6月に2周年を迎えた。本はすべて、POSTGENDAIの精神をよく知るJc Chen自身が丁寧に選んでいる。開店以来、Taiwanだけでなく海外からも、学生、作家、アーティストが集まる場所になっている。 Jc Chen / 陳正菁(Illumination Books / 浮光書店、台北)   Q1. 15歳の頃、よく考えていたことは? 愛、生、死の意味。それから、どうして私たちは学校へ行かなければならないのか。 Q2. アメリカで暮らしたなかで、最も印象に残っていることは? 大学院の美術の授業が、とても創造的で洞察に満ちていたこと。あらゆる素材やメディアを芸術に使うことができた。Iowa Cityには自由な精神と生き生きとした文化の空気があり、芸術を学ぶには素晴らしい場所だった。 Q3. アメリカで暮らすなかで、自分を台湾人だと意識したのはいつですか? アメリカにいる間、私はいつも自分を台灣人 / 台湾人だと思っていた。とりわけ中国から来た学生たちと出会い、互いのあいだにある大きな違いに気づいたとき、強く意識した。...

    Jc Chen / 陳正菁|浮光書店 Illumination Books(台北)インタビュー

    Illumination Books / 浮光書店を創業したJc Chen / 陳正菁に、後現代 | POSTGENDAIからいくつかの質問をした。浮光書店は2017年に生まれ、この6月に2周年を迎えた。本はすべて、POSTGENDAIの精神をよく知るJc Chen自身が丁寧に選んでいる。開店以来、Taiwanだけでなく海外からも、学生、作家、アーティストが集まる場所になっている。 Jc Chen / 陳正菁(Illumination Books / 浮光書店、台北)   Q1. 15歳の頃、よく考えていたことは? 愛、生、死の意味。それから、どうして私たちは学校へ行かなければならないのか。 Q2. アメリカで暮らしたなかで、最も印象に残っていることは? 大学院の美術の授業が、とても創造的で洞察に満ちていたこと。あらゆる素材やメディアを芸術に使うことができた。Iowa Cityには自由な精神と生き生きとした文化の空気があり、芸術を学ぶには素晴らしい場所だった。 Q3. アメリカで暮らすなかで、自分を台湾人だと意識したのはいつですか? アメリカにいる間、私はいつも自分を台灣人 / 台湾人だと思っていた。とりわけ中国から来た学生たちと出会い、互いのあいだにある大きな違いに気づいたとき、強く意識した。...

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